2018年2月9日金曜日

【参加レポート】とやま移住旅行vol.2「とやまのモノ、マチ、伝統 くらし・しごとツアー」2日目前半

とやま移住旅行vol.2「とやまのモノ、マチ、伝統 くらし・しごとツアー」は2日目を迎えました。
前日の夜中から雪が降り始め、高岡の大仏さんはうっすら雪化粧した朝。
富山らしい湿り雪も体験することができました。

この日は、モノづくりの企業めぐり。まずは高岡市福岡町の町工場「株式会社フジタ」へ向かいます。
バス移動中は、案内人の山崎さんからフジタの概要を説明していただきました。
フジタの梶川社長は町工場の暗い、汚いというイメージを払拭しようと改革に取り組みました。
現在の工場はとても清潔に整頓されていて、見学したみなさんからも、工場のイメージが変わった!という感想が聞こえてきました。

また、お父様から工場を引き継ぎ、ご自身が本当にやりたいことはなにかということを追求した結果、メタルアート美術館を作りたいという結論に至ったそう。
クラウドファンディングで資金集めをし、完成した「FACTORY ART MUSEUM TOYAMA」では、全国の工場の職人さんから作品を募集し展示しています。
世界にひとつだけの作品に、みなさん興味津々。金属とは思えないやわらかい雰囲気の作品や、もとからある部品を活用してアートにした作品などが並びます。
ちなみに、建物の設計は1日目にお世話になった建築士の大菅さんによるもの。様々なところでつながっています。
これから、このミュージアムでイベントを開催したり企画展をしたり、と今後の展望を語っていただいた梶川社長。町工場の新たな形を提示していく姿勢はとてもかっこよかったです。

続いて小矢部市(おやべし)に移り、老舗の和菓子やさん「薄氷本舗 五郎丸屋」でお話をうかがいます。
迎えてくれたのは、代表取締役の渡邉さん。
お店の名前にも付いている「薄氷(うすごおり)」というお菓子は、薄く延ばした餅菓子を和三盆糖で包んだ繊細な干菓子です。
ちょうど今の季節の風情を思わせる、薄く張った氷を模しています。同じような砂糖菓子は他の和菓子店でも作られているそうですが、この繊細さはどこにも真似できないそうです。
古くからの製法や技術を守り続けてきた五郎丸屋でしたが、渡邉さんが東京の和菓子店で修行をして戻ってくると、もっと新しいものを、さらに技術の高いものをと、今ある商品に疑問を抱いてしまいました。
最初のうちは、東京の和菓子店の経験を活かした新商品を続々と出していきましたが、結局お客さまに一番喜んでもらえるのは薄氷だったそう。
原点に立ち戻り、自分が本当に作りたいものは何だろう、と過去を振り返る日々。
試行錯誤の末、薄氷を現代風にアレンジした新商品「T五(てぃーご)」をつくりあげ、現在では富山、さらには日本を代表するお土産として様々な賞を獲得し、評価されるようになりました。
T五の制作秘話は、ここでは書ききれないくらいとても興味深い内容でした。気になる方はぜひ渡邉さんに聞いてみてくださいね!
T五は、桜(塩味)、抹茶(苦味)、ゆず(酸味)、胡麻(滋味)、和三盆(甘味)の“五味五色”で成り立っています。
パステル調の色合いと丸いフォルムは、女性にも大人気。手にとってみたくなりますね。
お話を聞きながら、試食させていただきました!
和風メレンゲの「木.林(きりん)」(写真右)とともに。「桜」と富山限定販売の「紅茶」味。

その後は、みなさんでお買い物タイム!
薄氷やT五以外にも、色とりどりのおいしそうな和菓子に釘付けです。
立派な店構え。歴史を感じます。

2つのモノづくり企業をめぐり、「原点回帰」という共通の考え方が見えてきた気がしました。
本当に作りたいものは何かを考えた時、お二人の経営者が語ったのは、今までの自分を振り返ることでした。
歴史や文化を大切にし、現代に残せる新たな価値を作り出している富山のモノづくり企業のこれからにワクワクが止まりません。(富山県定住コンシェルジュ一条)

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とやま移住旅行vol.2「とやまのモノ、マチ、伝統 くらし・しごとツアー」2日目後半

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