2018年2月23日金曜日

【参加レポート】「富山県砺波市移住体験ツアー ~冬の暮らし編~」2日目

2日目はあいにくの雨のスタート。
卯月の会の方による伝統料理の朝食をいただいた後、先輩移住者の川向さんのお話を伺いました。
川向さんは砺波市出身。現在は名古屋と砺波市で二地域居住をされています。
ご実家を改築し、昨年ゲストハウス「すどまりとなみ」をオープン。地域活性や観光・地域の情報発信など砺波のことを多くの方に知ってもらいたいと活動されています。

お話が終わる頃には雨から雪へ。待望の雪遊びに子どもたちは大喜び!
さっそくお世話になる般若(はんにゃ)地区へ。
まずは、除雪車の試乗体験。これはなかなか体験できません。
除雪車は迫力満点!!大人も子どもも大興奮でした。
砺波市は地域ごとでの除雪体制が整っているそう。これだけの雪が積もっていても道路は車で走りやすくなっています。

その横にはなんとそりの滑り台!!
地域の方が前日から子どもたちのために作ってくださったそうです。
何度も登っては滑り…子どもたちは時間を忘れて楽しんでいました。
初めてのそりに最初はうまく滑れなかったのですが、数をこなすごとに上手になっていきました。
大人も挑戦!結構高さがあり、スピードも出ます。これは面白い!!

その間、地域の方が猪肉を使ったお料理や伝統料理を作ってくださいました。
猪肉をシンプルに炒めて。般若地区でも猪の被害があり、今後ジビエ料理として活用できないかと考えていらっしゃるそうです。
 サトイモの田楽。炭火で焼くので香ばしい。
牡丹鍋。おいしい香りが館内に広がっています。

子どもたちはデザートのいちご大福作り。
真剣なまなざしで餡をくるんでいきます。
上手にできました!!

手作りのかぶら寿司や焼きおにぎりなど皆さんの心のこもったお料理をいただきながら般若地区の方と交流。
地域のこと、子育てのことなど、砺波での暮らしをさらに感じることができました。

その後、2軒の空き家を見学。どちらも部屋数が多く広いおうちで参加者の方は驚いていらっしゃいました。

となみ散居村ミュージアムに戻り、2日間の振り返り。
「砺波の方とつながりができてよかった」「子どもたちが雪遊びの体験ができてよかった」「地元の方が歓迎ムードで迎えてくださって嬉しかった」など感想があり、充実した2日間だったことが感じられました。
砺波市移住担当の井口さんが「砺波の冬は雪が多くて大変なこともあるけれど、大変な分、人とのつながりが生まれているんです。」とおっしゃっていました。
地域の方がこのツアーにもたくさん関わっていて、人とのつながりをあちこちに感じることができ、「いつでもおいで」の温かい気持ちが伝わってきました。

なんと、ツアー終了後もまだ雪を感じたいとママさんダンプにも挑戦!
(ママさんダンプ…スノーダンプ。大型の角型シャベルにパイプの持ち手が付いたようなもので、ソリのように雪を押して運ぶことが出来る除雪の道具。)
冬の暮らしを思う存分体感されていたようです。(富山県定住コンシェルジュ大村)

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【参加レポート】「富山県砺波市移住体験ツアー ~冬の暮らし編~」1日目

【参加レポート】「富山県砺波市移住体験ツアー ~冬の暮らし編~」1日目

2/10(土)~11(日)に砺波市(となみし)で移住体験ツアーが開催されました。
砺波市での冬の体験ツアー開催は初めて。今年は数十年ぶりの雪ということで、冬の暮らしを満喫できそうです。
集合場所のとなみ散居村ミュージアム周辺もこのとおり。雪に囲まれています。大人の腰くらいの高さまで積もっています。
施設内の伝統館へ移動し、NPO法人土蔵の会理事長の尾田さんから砺波市でのくらしについてお話いただきました。この建物は、砺波の伝統家屋「アズマダチ」を復元した建物。
「アズマダチ」についてや散居村の景観の美しさ、砺波の地域性など分かりやすくお話下さいました。
散居村の風景は「自然と人間が同居し、混在している珍しい風景」で、そこに訪れた方は魅力を感じるようです。

その後、先輩移住者である彫刻家の嶋田さん宅へ。
 屋根と雪がくっついてしまいそう!!

3年前にUターンし、友人のお宅を購入し、ご自身でリフォーム。
改装前後の様子を映像で見せていただきながらご説明いただきました。

この2階はイベントスペースにもなっていて、嶋田さんの作品の展示や、ライブも開催されています。
子どもたちもすっかりくつろいで、演奏にも挑戦!

ここで昼食。
砺波のゆずやよごし味噌を使ったおにぎり
嶋田さんお手製の味噌汁。地元のゆずをのせて。
ゆったりと過ごせる空間で、心も身体も温まりました。

その後、スーパーへお買い物。「富山らしいもの」を探して購入。
昆布まきのかまぼこ、海鮮、かぶらずしなど気になるものを手に取り、買い物を楽しみました。

バスに乗り、市内の生活環境を見て回った後、宿泊先の佐々木邸へ。
五鹿屋(ごかや)地区のみなさんと餅つき体験。
ご指導いただくのは出村さんと嶋田さん。
さぁ、餅つき開始!
迫力満点の餅つきに子どもたちは釘付け。

出村さんに教えていただきながら大人も子どもも一緒になってついていきました。
つやつやのお餅が完成!
つきあがったお餅は、ごま、きなこをまぶして仕上げ。一部は切り昆布を混ぜ、富山らしい昆布もちを海苔巻きにして味わいました。

つきたてのお餅はやわらかくて美味しい!皆さん、お代わりが止まりません。

夜は、地元の方、先輩移住者の方々と一緒に交流会。
美味しいお料理をいただきながら話に花が咲きました。
地域の方が参加者の皆さん一人ひとりに声を掛け、参加者の方の気になることを聞いていたり、「いつでも来てくださいね」と温かく声を掛けていらっしゃいました。
尾田さんが「砺波の人は人を集めて接待するのが好きな人が多い」とおっしゃていたとおり、皆さんが温かく迎えて下さる雰囲気を全身で感じることのできる交流会でした。(富山県定住コンシェルジュ大村)

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【参加レポート】「富山県砺波市移住体験ツアー ~冬の暮らし編~」2日目

2018年2月22日木曜日

【参加レポート】古き良き日本で暮らそう なんと冬物語~なんと移住体験ツアー~

2/10(土)~2/12(月・祝)の3連休、南砺市(なんとし)で移住体験ツアーが開催され、私は2日目に参加してきました。

今回のテーマは“冬のくらし”。里暮らしと山暮らしの両方を体験できるプログラムです。

1日目は散居村の広がる井波地区で里暮らしを体験したみなさん。2日目の朝は井波地区八日町通りの散策からスタートです。
雪がちらつく中、八日町通りを登りきったところにある瑞泉寺に到着。
井波では木彫が盛んで、この瑞泉寺でも至るところに彫刻が施されています。
八日町通りには今でもたくさんの職人さんが住み、作品を制作している姿を見ることができます。
石畳の通りを下っていくと、交流観光拠点である「やえもんや」にたどり着きました。
国登録有形文化財の住宅を活用し、2017年4月にオープンしたやえもんやでは、同年12月より「くらしのねいろ」という定期市を開催しています。
この日はちょうど「くらしのねいろ」開催日。オープン前の準備で忙しいところにお邪魔して、中をのぞかせてもらいました。
立派な蔵や歴史を感じるたたずまいの中で、県内各地から集まった出店者の方々が並べる商品にみなさん興味津々でした。

八日町通りの散策を終え、続いてはバスから井波地区の生活環境を車窓見学します。
南砺で暮らしません課の宮田さんガイドの下、保育所や学校、病院、スーパーなどぐるっと一回り。主要な施設がコンパクトにまとまっています。
小中学校では、児童が少ない分手厚い教育が受けられるというお話もありました。

井波地区の見学のあとは、バスで五箇山方面に向かいます。
井波から五箇山までは、車で40分ほど。
長いトンネルを抜けると別世界のような景色が広がります。
南砺市の山間部に位置する五箇山地区は、標高が高いため気温も低く、雪深いところでもあります。
これだけたくさんの雪を見れば、みんな大はしゃぎ!
こんな立派なツララはなかなか見ることができません。

昼食を終え、五箇山地区でゲストハウスを開業した多賀野さん夫妻のもとへと向かいます。
いのししのイラストがなんとも魅力的な「タカズーリ喜多」の看板。
タカズーリ喜多という名前は、この場所の地元の方の間での呼び名。なまりも入り混じっての「タカズーリ」なのだそう。余談ですが、寒い地方の人々は、口をあまりあけずに発音できるようになまっていったという話を聞いたことがあります。なんとなく想像できますよね。
オーナーの多賀野ご夫妻は千葉県からの移住者。空き家になっていた元民宿を譲り受けて住んでいましたが、そこをゲストハウス開業に向けて改装。今年(2018年)の1月にオープンしたばかりの出来立てほやほやです。

ここでは冬の山暮らしについて多賀野夫妻に教えていただきます。
早速雪の山に椅子を作ってくつろぐ子どもたち。

雪の多い地域では、屋根にまとまった雪が積もると雪下ろしの作業をしなければなりません。
屋根に電熱線をはって雪を溶かす工夫をしている方もいるそうです。
また、家の玄関付近には雪を溶かすために常に水を流しておく工夫が必須だそう。
お向かいのお父さんはちょうど屋根の雪下ろしをしていました!パワフルです。

タカズーリ喜多の向かいにある山では、雪遊びを存分に楽しみました。
自然のゲレンデ。冬の遊び場には困りません。
大人も子どもも夢中になって遊んでいました。

その後暖かい室内に移り、特製の栃餅ぜんざいをいただきました!
この日の気温はおそらく-5度以下。冷えた体を温めてくれます。

多賀野さんご夫妻は震災をきっかけに本格的に移住を考え始めました。
東京で開催された富山県の移住セミナーで五箇山のことを知り、もともと山好きだったこともあり、ここだ!と思ったそう。
移住後は家探しに苦労したり、慣れない生活に苦労したこともありましたが、地元の方々に助けられながら不便も楽しんで暮らしているとお話くださいました。
ツアー参加者のみなさんからは、古民家改装のこと、生計のこと、移住する際の苦労...など様々な質問が飛び交いました。

移住前の悩み、移住後の苦労も包み隠さず熱心にお話くださった多賀野さん。すがすがしい表情からは、すべてひっくるめて今の生活を楽しんでいる様子がうかがえました。
まだまだ始まったばかりの「タカズーリ喜多」の今後にも期待大です。

冬の山暮らし...大変なことも多いけれど、多賀野ご夫妻や地元の方々が温かい笑顔で楽しくたくましく暮らしている様子を見て、なんだかとてもうらやましく思えました。
ツアー参加者はみなさん首都圏からお越しの方ばかり。なかなか見ることのできない雪の山に大はしゃぎで楽しんでいる様子が印象的でした。
どこに暮らしても、そこの生活をいかに楽しめるかが一番大切なのかもしれません。(富山県定住コンシェルジュ一条)