2017年12月29日金曜日

地元のものを使って新年の準備~注連縄作りワークショップ~

27日(水)、南砺市(なんとし)で注連縄づくりを体験してきました。
昨年も参加した注連縄づくりワークショップ。(昨年のブログはこちら
自然のものを使い、「縄をなう」ところから作る貴重な体験。

講師は、元・南砺市地域おこし協力隊の渡邉さん。隊員時代に地域の方から注連縄づくりを教わり、少しでも多くの方に体験してほしいとこのワークショップを開催しています。

稲わらと稲穂、南天は、南砺市五箇山産。
他にも松やゆずり葉、水引など飾りも用意されています。

さっそくスタート!
稲わらを15~20本ほどの束にし、2つを時計回りにひねりながら左縒(よ)りに縄をなっていきます。
普通、縄をなう時は右縒りなのですが、注連飾りや神事で使うものは左縒りで作られるそうです。
途中、稲わらを継ぎ足しながら長くしていきます。真ん中の部分が太くなるよう、継ぎ足す稲わらの本数を調整。
作り始めると、昨年の感覚が戻ってきてスムーズに手が動いていきます。

縄をない始めると皆さん無言…黙々と作り続けていくのが印象的でした。
途中、偶然いらっしゃっていた中国の方も挑戦!こちらも日本の文化に触れる貴重な体験に。

2本の縄を巻きつけ終たら、もう一束作っておいたものを巻きつけていきます。
渡邉さんの師匠は、3つのわら束を一緒に編んで作るそう、しかし、それには技術が必要ということで2回に分けて編んでいくようにしているとのこと。
地元の方の技のすごさを感じました。

縄をなうだけで1時間!集中したからか終わった瞬間ふーっと一息ついてしまいました。
最後は飾りつけ。南天、松、紙垂(しで)などひとつひとつの意味を確認しながら飾り付けていきます。
また、飾りに使う稲穂や水引の本数は縁起が良いといわれる奇数(三・五・七)にする方が良いそうです。何をどこにつけるかは自由。
どこに何をつけるか考えながらそれぞれの注連縄を仕上げていきました。

完成品はこちら!!
今年も二連の注連縄にしました。最初から自分で作った注連飾りは、温かみがあり、嬉しくなります。
お正月飾りは、28日までに飾るのですが、今年は30日が大安なので、遅くとも30日に飾ると良いそうです。(29日は「二重苦」ということで飾るのは良くないのです)

縄をなっている間、昔はこうして願いを込めながら毎年作り、新年を迎える準備をしていたのだなと感じました。
「作る」より「買う」事が当たり前になっている今の時代だからこそ、このように1から作る機会は大事な時間だと思います。
昔から受け継がれている手業を知り、体験していきたいと思いました。

今年も自分で作った注連縄をかざり、新たな年を迎える準備をしていきたいと思います。(富山県定住コンシェルジュ大村)

0 件のコメント:

コメントを投稿