2017年11月2日木曜日

【参加レポート】とやま帰農塾・立山塾3日目

10/22(日)、雨の中とやま帰農塾・立山塾は最終日を迎えました。
この日は立山信仰を学ぶプログラム。

立山登拝の際の伝統衣装に身を包み、立山のふもと芦峅寺(あしくらじ)を散策します。
準備万端!
散策の前に、芦峅寺地区で活動する地域おこし協力隊の松田さんに、立山信仰の歴史についてお話いただきました。
立山曼荼羅と呼ばれる絵図。佐伯有頼による開山の縁起や、地獄の様子などを描き、立山に登れば極楽浄土へ行けるという教えを図解しています。芦峅寺の人々は、この絵図を日本全国へ持ち歩き、立山への登拝を促したそうです。

座学のあと、まずは芦峅寺の雄山神社へ。
立山の頂上には峰本社があり、ここ芦峅寺には祈願殿があります。
立山若宮
参道には立派な杉並木
立山本宮

祈願殿には佐伯有頼の開山縁起で語られる、熊と白鷹が描かれていました。
佐伯有頼は白鷹と熊を追って立山を登っていったことに由来しています。

その後、立山の自然や歴史を伝える立山博物館へ。
実際立山に生えていたブナの木など、立山で見られる自然の姿を感じられる展示室や、立山曼荼羅に描かれた立山信仰を紐解く展示室など、とてもユニークな展示を見てまわりました。

それから閻魔堂へ。迫力があります。
かつて山は女人禁制でした。立山に登れず極楽浄土にいけない女性たちへの救済策として、閻魔堂で懺悔をし、布橋を渡って極楽往生を願う儀式が行われていました。
その儀式は、「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」と呼ばれ、今ではイベントとして3年に一度開催されています。
儀式の時には白い布がかけられ、白装束を着た女性たちが目隠しをして布橋を渡ります。

立山信仰の歴史を学んだあとは、芦峅寺ふるさと交流館で郷土料理の昼食をいただきました。

最後に、立山登山の安全祈願として持ち歩く、護符作り体験。
版は和紙職人の川原さんが作り直したもの。「立山之宝」と書いてあります。
体験で作った和紙は切るのがもったいない!ということで、事前に準備してくださった川原さんの和紙に刷ることに。
きれいにできました!

立山の自然、歴史、文化を深く掘り下げて学ぶことのできた濃い3日間となりました。
(富山県定住コンシェルジュ一条)


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